ガス屋のタキさん

社会復帰から2週間くらいたちまして、最初は仕事行くだけで精一杯で、家事ができなかったりしてたけど、体調も順調に回復し、家事もこなせるようになり、自転車にも乗れるようになり、ほぼ、以前の生活が送れるようになりました♪


先日は、息子の運動会と、芋堀遠足が終わり、やっと一息です。

てことで、久々に更新などしてみようかな。

まずは、ガス屋の話から。

先にも書いたのですが、うちの風呂の湯沸かし器が壊れて、修理することになりました。
まだ、自宅安静してた時の話です。

で、まず、ガス屋さんが湯沸かし器を見ることに。

うちのは、そりゃもう古いタイプで、押してまわして、種火つけて、２０秒くらいそのままにして、手を離して、ゆっくりまわす！って、わかります？？？

一番古いタイプだと思うんですがそれなんですよ。

で、ガスやさんがきたわけなんですが、この方、タキさん（仮名）としておきましょう。

インターフォンを押さずに入ってきてしまう彼。

憎めない感じの、でもちょっとイライラさせられる、６０代くらいのおじさんです。

私が、「種火がきえてしまって、一向に火がつかない」というと、一度も確かめもせずに、
「あー、これね、もう古いから、交換になります、風呂釜も替えることになると思います」って。

え？そんな大事になるのに、１回くらい確かめなくていいの？？？

で、ちょうどその時に旦那から電話があり、電話にでてるっていってるのに、
「あのぅ！！これね、見積もりとってどうするか確認するので、わかったらまたご連絡します！」
って、タキさん、大声でどなっていて。

すいません、一寸待ってください！っていってるのに、構わず話し続け、
「じゃ、すいません～、おじゃましました～！」って帰ってるし。

結局、タキさんは、一度も確かめないまま帰っていきました。

 

１週間後。
結局、風呂釜ごと交換しないとダメなので、風呂釜のサイズ測りに行きます、と連絡がありました。

どうして、こないだ測っていかない？？

で、また、インターフォン押さずに、ずかずか入ってきて、ドアを、ブーー！！ですよ。

そして、サイズを測って、一通り、電気どこからとって、ここ穴あけて、外に給湯器だして～。
なんて一方的に喋って、満足したのか、またすぐに帰っていきました。

そしてまた、１週間後。

朝９時から３時まで作業したいんで、よろしくお願いしますなんて連絡が入りまして。

案の状、インターフォン慣らさず、若手１人を伴ってタキさんがやってきました。

この若手、タキさんにかなり強気でものをいう。

「ちょっと！タキさん、インターフォンならさないとだめでしょ、これもう敷地勝手に入っちゃってるよ、まずいでしょ」と突っ込まれてる声が聞こえました。
そうでしょ？そうだよね？と思うも、当の本人、タキさん、無言。

で、作業開始。

以下、タキさんの「どうしても穴を開けたい編」の会話抜粋。

 

タキ「ちょっと、サンダー（機具の名前？）とってくれる？」
若手「え？なんで？いや、そこは穴あけないでしょ？いったじゃん。
　　　ここの穴使えばいいんだから、あける必要ないでしょう。
　　　余分に穴あけてどうすんの。辞めてよもう！」

･･･そうか、穴をあけるつもりだったのか。

タキ「ちょっと、こっちをさ。モゴモゴ･･･」
若手「ええ？？？笑、大丈夫？？タキさん。もう一度言おうか？？？
　　　いや、もう一度説明するよ。頼むよ、聞いてよ。
　　　そっちじゃなくて、こっちの穴をこのままつかって、そこにおけばいいでしょ？
　　　そしたら、穴をあけなくて済むでしょ？穴あけたらあきっぱなしになっちゃうよ。
　　　どうして、そこに穴を開けたいの？？」

･･･タキさん、どうしても穴をあけたいらしい。
気をつけねば・・・。

そして、家が古いので、風呂がまをはずしたら、タイルはってないとこ、壁がたわんじゃったり、色々てんやわんやあったようで、途中全員ではらって、島忠あたりになんか修繕用具を買いに行ったのを、割とこっそりしたかったらしいのだけど、タキさんたら、外で大声で携帯で話してるから、筒抜けだし。
「ここのとこはさ、風呂釜、底上げして高くしたら、隠れちゃうでしょ」
とか聞こえてるんですけど。

･･･大丈夫なのか？

あげく、ん？と思って外をみると、うちの駐車場に風呂釜とか荷物をどっさり置いていて、さらにその前に車をとめていて。
あらら。もう、旦那と息子が車で帰ってきちゃうんだよね。
車帰ってきちゃうで、どかしてもらえます？と、いったら
「ああ、帰ってきたらやりますから～。」だそうで。

普通、おく前におかせてもらいますよ～、くらい言うよねぇ。
つか、すぐ、どかしますから～、とかだよねぇ。

って、すごい疑問に思うんだけど、なんかタキさんに言ってもしょうがないな･･･。
なんて思わせるなんかがあって。

でも、若手はやばいと思ったのか、すぐどかしに行ってくれました。
若手さん、一緒にきてくれてありがとう！

なんか、疲れるわ。

で、帰ってきた旦那にバトンタッチして、安静中だった私は、２階にあがってベットに寝ていると、またタキさんが若手に怒られてる声が聞こえて。
若手「タキさん、ここ、作業用のスリッパではいったでしょ！！だめじゃん！！！」
タキ「･･･ごめんなさい。」

え？どこに入ったの？？？
なんか、いちいち気になるなぁ。

で、極めつけ。

「tangoさーん、tangoさーーーーん！！！すいません、tangoさん！！！」

思い切り、名前違うんで、旦那、最初呼ばれてると思わなかったらしい。
私も思わなかった。

このあとも、すっかり気に入ったのか、tangoさんと連発し、tango家の風呂釜はオレがなおした！と、まさかtanico家だと疑うことなく、タキさんご一行は帰っていったのでした。

久々に名物キャラさんと出会いましたよ。

なんか、すごい疲れました。

でも、おかげで、久々に湯船に入れるようになりました。